事実の力 実在する力 

心の苦しみから抜け出してわたしを生きる    Taro

1章 心の苦しみから抜け出す1

1心の苦しみ 

                   

負の感情

心の苦しみにはどんなものがあるでしょう?怒り、悲しみ、不安や恐れ、後悔があります。焦りややる気が出ない気の重さ、怠惰もその一つかもしれません。わたしを苦しめる、わたしのためにはならないという意味では、それらを負の感情と呼んでもいいのかもしれません。

怒りの中には小さな苛立ちや激昂があります。それが起きる過程や原因は様々です。自分のやることが思い通りに行かない。他人の言動が思い通りにならない。些細なことに対して怒ることもあれば、暴力や命に関わるような重大なことに対して、不正や理不尽に対して、他人の身に起こったことや集団的なこと、全体的なことに対して怒ることもあります。今起こった出来事に対して怒ることもあれば、過去の出来事を思い出して怒ることもあります。小さかった苛立ちが徐々に増大することもあれば、突発的な怒りが起きることもあります。

悲しみの中にも自分に価値を見出せない無価値感や惨めな気持ち、何かを失ったことによる喪失感があります。

負の感情は互いに関係し合うこともあります。自分に対する無価値感や惨めな気持ちが怒りに変わって、自分や他人に向けられることがあります。恐れが焦りや苛立ちに後悔が気の重さや惨めな気持ちに繋がることもあります。

そこで行われていることは過程や原因、形に違いがあっても、わたしを苦しめるということです。わたしを苦しめているのは誰でしょう?他人でしょうか?状況でしょうか?それはわたしの中にある自我かもしれません。心の苦しみの過程や原因、形はあまり問題ではありません。あなたの心が苦しいかどうか、それを知ることが重要です。あなたの心が苦しいのであれば、あなたの中で自我が仕事をしているということです。