事実の力

わたしの体験があなたにも当てはまるなら

仮想世界

必要は発明の母

利便性、効率化を求めて道具を生み出す

ルールもその一つ

 

何もないところにルールを置く

自分で作り出したルール

ルールに沿って動き始める

初めはルールに慣れるのも難しかっただろう

ルールの外側がリアルな世界で

ルールの内側が仮想世界だから

 

それでも子どもがごっこ遊びを覚えるように

わたしにとってそれは容易いのだろうか

役を演じているうちに役に入り込む

いつしか夢中になる

自作であることさえ忘れる

ひとまず受け入れたことさえ忘れる

そして

何と外側が消えた!

わたしが生きて来たリアルな世界がなくなった

 

わたしは何と思い込みが強いのか

わたしの世界はひとつで内側がすべてになってしまった

わたしは役そのものになってしまった

 

内側でわたしはさらに進化する

独自の進化

わたしはルールに使われる

自作のルールはわたしの主人になる

わたしは道具に使われるようになった

 

自然界から社会へ

わたしは時間に使われるようになった

お金に使われるようになった

べき、ねばならない

ルール、価値観、倫理観

誰かの理想像

社会が求める理想像

流動的な癖に固定化されたように見える

相対的な癖に絶対化されたように見える

実態のない雰囲気

観念

実在できないもの

便利だったはずの道具

自作の道具がわたしの主人になった

わたしの心の中にまで踏み込んだ

わたしは心まで許してしまった

わたしは力を失った

引きこもるようになった

べき、ねばならない

そこから外れたわたしは自己否定するようになった

 

わたしは忘れてしまった

自作の道具だったことを忘れてしまった

外側の世界も忘れてしまった

役者だったことも忘れてしまった