事実の力

わたしの経験があなたにも当てはまるなら

欠落

わたしの意識と地球は歴史的進化を遂げていた

世間で言う、人生の半ばに差しかかった頃

わたしはこの世界に、もう一つの世界があることを知った

しかも、この形ある現実世界よりも大きな世界

 

その世界には、形ある世界の住人と対をなす住人がいた

その世界にもうひとりのわたしがいた

もうひとりのわたしは形を持たない

それでも、わたし以上にわたしを知っている

なぜなら、わたしが形の世界にやって来る前からわたしで

今もわたしだから

 

もうひとりのわたしはわたしに訴えかける

「ありのままの自分を思い出せ」

「ありのままの自分で生きろ」

「ありのままの自分で表現しろ」

「ありのままの自分で形作れ、形ある世界に形をもたらせ」

 

わたしは現実世界のわたしだけでは、完成しない

形のないわたしがいなければ、生きることもできない

現実世界に存在する様々な教え

あの世とこの世について

魂や霊について

わたしはふと思った

実は、わたしと同じような体験をした先人たちの言葉

その片鱗が形を変えて、今も残っているのではないか、と

口伝えは途中で変わる

体験した者としていない者との差で変わる

 

わたしはこの体験をするまで、全く知らなかった

わたしは現実世界が、世界のすべてだと思っていた

全体の半分に過ぎなかった

いや、この広大な世界

拡がり続ける世界の1%にも満たないかもしれない

わたしの見ている世界の向こう側

そこに何があるかは分からない

それでも、わたしの知らない世界が拡がっているに違いない

 

わたしは何十年も欠落していた

自分自身が欠落していた

欠落した世界に生きていた