神様へのお供物

わたしの経験があなたにも当てはまるなら

豊かさ

物やサービスの価値とお金の価値は等しくない

丹精を込めて、額に汗して育てられたあの作物が

あの値段と等しいわけがない

命懸けで荒海に繰り出し、熟練の技で獲られたあの魚が

あの値段と等しいわけがない

 

物やサービスの価値とお金の価値は等しくない

わたしにはお金しか見えない

ほとんど狂っていると言っていいくらい

豊かさはお金だけではない

当たり前過ぎるこの事実を鼻で笑うくらい

信念の力は凄いと言わざるを得ない

たとえそれが事実でなくても

信念の世界を生きるようになるのだから

 

豊かさはお金に限らない

欲しいものが手に入ること

自由な時間

家族や友人、恋人と過ごす時間

食べ物がある

寝るところがある

着るものがある

信頼関係がある

風を感じられる

自然の造形を感じられる

鳥肌が立つような音楽がある

満足ではないけれど

生きてこの世界を味わえる体がある

数え出せば、キリがない

 

友達が子どもの頃の話をしてくれた

「世のために仕事をした報酬として、天からお金が降って来ると思っていた」

子どもの頃の友達は、豊かさをお金と表現した

それでも、わたしは感心した

やっぱり、子どもは知っていると思った

 

豊かさは世界からやって来る

わたしが心を込めて尽くした仕事に、世界は応えてくれる

わたしの自覚を越えて

気づかない形でやって来る

だから、意識を相手に向けない

相手の背後に向ける

 

豊かさや乏しさは世界からやって来る

具体的な相手の背後からやって来る

相手から返って来ない

まだ、返って来ない

これでは足りない

割に合わないと、怒るな

相手に囚われるな

相手に拘るな

拘るほどに、状況は膠着するのだから