神様へのお供物

わたしの経験があなたにも当てはまるなら

ここはどこ、わたしは誰

わたしはどこから来たのだろう

そして、最後はどこへ行くのだろう

わたしの体はどうなっているのだろう

わたしの心は?

わたしはどうやって出来ているのだろう

わたしの不思議

自分の仕組みが分からないのに

もうすでにここにいること

自己認識があること

意識があること

わたしは何をすればいいのだろう

わたしがここにいる理由は?

なぜ理由が要るのだろう

いや、そもそも理由とは何だろう

わたしは何だろう

 

世界はどうやって出来たのだろう

世界はどうしてあり続けることができるのか

世界はどうして進むのだろう

世界はどうして拡がり続けるのだろう

わたしには想像さえできない、複雑で精妙なバランス

色んなものが色んなやり方で、色んなスピードで変化している

間違い、失敗、過ち、抵抗、拒絶、矛盾

それでも世界から弾き出されるものはおらず

全体は少しの狂いもなく、一瞬の停止もなく、崩れることもない

だから進む

 

世界はなぜあることができるのか

わたしはなぜあることができるのか

 わたしの中のワタシは分析したがる

そして、いつも分からない

ワタシは現実に敵わない

それでも、ワタシは諦めない

安らいだのは束の間、またワタシは現れる

わたしはまた深刻な顔で分析している

頭を抱え、首をかしげ、ため息をつく

またしても、ワタシは現実に敵わない

ふと気づく

わたしは息をしていたこと

呼吸、鼓動

わたしの意図とは関係なく、生きていたこと

 

科学はどこまで知っているのだろう

この世界のこと、わたしのこと

わたしはどうして、科学的根拠に弱いのだろう

あれだけ分析したがるわたしが

科学的根拠を無条件に信じているのは、なぜだろう

科学的根拠を盾にまでする、わたしがいる

 

ソクラテスを思い出した

「わたしは知らないことを知っている」

わたしにどれだけのことが分かるのだろう