事実の力

わたしの経験があなたにも当てはまるなら

ストーリー

なぜ、わたしのような人間に目覚めが訪れたのだろう

目覚め、それはワタシという自我からの目覚め

教義を知らない

座ることも知らない

目的を持った修行も知らない、そんなわたしが

わたしは自覚のないまま、人生を通して、その準備をして来た

今、同じような人たちが点在しているのだろう

わたしは意味を付けたがる

ストーリーを作りたがる

「この現象は何を意味するのか」と

 

わたしにはよく分からない

断言などする気も起きない

それでも、わたしはまた分析しようとする

深刻な顔でああでもないこうでもないと、やっている

しばらくすると深刻さは薄れ、やがては忘れ去っている

結局、いつものわたしがそこにいる

つまり、よく分からない

仮に答えが出ても、覆される

わたしの考えはいつも当てにならない

 

それでも気楽なストーリーを作るならどうだろう

歴史が証明している

世界は進化している

わたしも進んできた

世界もわたしも静止を知らず、絶えず変化する

わたしに起こった目覚めは進化に過ぎない

 

もっと前に

もっと美しく

もっと力強く

もっと正確に

もっと壮大なものを

もっともっと創りたい

そのためには、ワタシを捨てなければいけない

浮足立ったこの足が、現実の大地に初めて着地する

過去と未来に分散したエネルギーが、今の一点に集中する

わたし以外の別人になりたがる者は減少する

自分を一番知っているわたしが、ただわたしであろうとする

様々であるという事実が遺憾なく発揮される

わたしはわたしの仕事をするようになる

わたしはパズルのピース

世界は一枚のパズルの絵画

わたしが輝き、世界が輝く

ワタシからの目覚め

それは進化の加速と創造性の飛躍に欠かせない