神様へのお供物

わたしの経験があなたにも当てはまるなら

家路

わたしは急ぐ

できるだけまっすぐに

無駄のないように、ゴールに向かって一直線

もっと早く

もっとたくさん得るには

そんなことを算段している

 

色取り取りの蝶がひらひら舞っている

行ったかと思えば、戻り

また、行ったかと思えば、戻り、ふらふら、ふらふらしている

足元の蟻たちも働き者かと思えば、ウロウロ、ウロウロしている

彼らは日が暮れる頃までに、仕事を終えるのだろうか

 

わたしは算段通りに行かず、焦っている

ツバメはあちこちに飛び交っている

スウィングする音楽のように、スピードに乗って遊ぶ

雲雀は小さな体で「ピーチク、パーチク」忙しげにしている

パタパタ、パタパタ、どんどん、どんどん上昇している

やがて形はなくなり、声だけがずっとしている

彼らは今夜も仕事を終えて、家路につくのだろうか

 

わたしは急ぐ

できるだけまっすぐに

無駄のないように、ゴールに向かって一直線

もっと早く

もっとたくさん得るには

そんなことを算段している

 

わたしは算段通りに行かず、焦っている

結局、紆余曲折、ウロウロしている

わたしは思い通りに行かない

現実は違う

それでも今夜、わたしは仕事を終えて、家路につく