事実の力 実在する力

わたしの体験があなたにも当てはまるなら

愛そのもの 光そのもの

人はもっとも神に似せて作られたという

神は愛そのもの

わたしが愛そのものだろうか

わたしは日本の西側で生まれ育った

愛という言葉に馴染みがない

何となく気恥かしい

「愛情」とにじませれば、少しはマシになる

そんなわたしが愛そのものだろうか

 

わたしには独り占めしたい気持ちがある

そうかと思えば、当たり前に分け合うわたしもいる

痛ましい事件に悲しくなるのはなぜだろう

特に幼い子が被害者になる事件や事故はつらい

子どもたちの喜ぶ声で笑顔になるのはなぜだろう

他人の無事を祈るのはなぜだろう

自分のことでもないのに、「がんばれ!」と応援するのはなぜだろう

弱いものの力になりたいのはなぜだろう

なるほど、そう言えば、わたしは愛そのものかもしれない

 

人はもっとも神に似せて作られたという

神は光そのもの

わたしが光そのものだろうか

 

暴力的なものに魅せられる時期があっても

暗いものに憧れる時期があっても

やがては立ち直り

誠実さや優しさ、強さや勇気

光に魅せられて歩み始めるのはなぜだろう

自分勝手な時期があっても

人様に迷惑をかける時期があっても

このままではいけない

誰かのためになりたいと軌道修正するのはなぜだろう

戦いの歴史がどれほど長くても

戦いがこの世界からなくなることはないと口先で言っても

それでも、平和を望むのはなぜだろう

 

どれほど長い暗闇が続いても

どれほど打ちのめされて絶望的になっていても

どれほど腐って、自暴自棄になっても

やがて、また立ち上がり

光を求めて歩み始めるのはなぜだろう

なるほど、そう言えば、わたしは光そのものかもしれない