事実の力

わたしの経験があなたにも当てはまるなら

不安

記録をつけよう

彼が現れた時に

彼が何を話したのか

これはわたしの世界を変える偉大な記録になるだろう

 

間違いの多さに気づくだろう 

嘘の多さに呆れるだろう        

彼がいかにデタラメか分かるだろう

自分の発言が間違っていても、決して謝らない

決して責任を取らない

彼は自らの過ちをすぐに忘れる

そして、再犯を繰り返す

 

彼は再び、わたしに近づいてこう囁く

「どうなるか分からない」

「ダメかもしれない」

「マズイことになりそうだ」

わたしは未来に行けない

わたしは預言者ではない

未来のことは分からない

未来でも過去でもなく

わたしは今、ここにしかいられない

「あの人はああやって、痛い目に遭った」

「だから、あの人のようになるかもしれない」

わたしはわたしであの人ではない

わたしは他の誰かにはなれない

あの人のようになるかは誰にも分からない

 

わたしはいつから彼を受け入れたのだろう

本能のように染み付いてしまった

彼は何人の命を縮めたのだろう

彼に怯え、今、生きることを忘れた人がどれだけいるだろう

彼に怯え、蓄えることに今を費やした人がどれだけいるだろう

彼は忘れっぽい

わたしも同じ

 

わたしは今、ここにいる

一度も死なずにここにいる

生まれる前も同じ

生存競争を何度も何度も勝ち抜いた

途方もない回数を戦った

わたしの頭では想像できない回数とやり方で

たったの一度も失敗しなかった

たったの一度も!

全戦全勝した!

100%の勝率

だから、今、ここにいる

 

思い出そう

生まれる前も生まれてからも

ずっと大丈夫だったことを

忘れないでいよう

彼は幻でわたしは今、ここにしかいられないことを