神様へのお供物

わたしの経験があなたにも当てはまるなら

ある日の光景

うぐいすがうまく鳴くようになった スズメの声もする ヒヨドリが波を描いて横切る 虫の音もする 雷が轟く 微かな雨音 緑が擦れ合う 涼しい風が流れ込む 夕食の支度をする音 家路を走る車 犬を連れて散歩するひと 飛行機の音 インスタントコーヒーはいつもの…

与えたまま

こんなに頑張っているのに報われない 納得が行かない わたしはいつも馬鹿を見る こんな理不尽は耐え難い イライラする 執着すればするほど、状況は膠着する だから、執着してはいけない 分かってはいるけれど 頭から離れない 怒りの感情に囚われる その時は…

訴え

もうひとりのわたし 彼はこのわたしよりもわたしを知っている このわたしは自分が何者か知らない わたしはキレイさっぱり記憶を置いて来たのだろうか べき、ねばならない 集団を覆う、もっともらしい価値観 実在するような、しないような、平均的な価値観 わ…

家路

わたしは急ぐ できるだけまっすぐに 無駄のないように、ゴールに向かって一直線 もっと早く もっとたくさん得るには そんなことを算段している 色取り取りの蝶がひらひら舞っている 行ったかと思えば、戻り また、行ったかと思えば、戻り、ふらふら、ふらふ…

カリスマ

ヒトは神に似ていると言われる また、時には神そのものと言われる それはどういうことだろう 神のような部分を持っている、ということだろうか 神のような部分 それはすべてを創り出したような 完璧な部分 なるほど、そう言えば、わたしは持っている 日常の…

夢だったなら

もし、この現実が長い夢だったなら 体を持たない、もうひとりのわたし 魂としてのわたしがわたしの主で そのわたしが生きる世界を「現実」と呼べば 現実と夢は入れ換わるかもしれない 魂としてのわたしは生まれることを知らず なくなることも知らない そのわ…

意味はない

投げやりでなく 虚無主義でもなく すべてには意味がない 予め特定の意味は付いていない それはわたしを不幸にしない ある出来事にどういう意味を付けるか それはわたしにしかできない ある出来事を黒一色にして、不幸になるのも わたしにしかできない 明らか…

わたしに向けられたもの

わたしは大勢の中の一人 わたしの世界の登場人物たち その登場人物たちのうちの一人に過ぎない その中でも、わたしは特に小さな存在 周りの人たちは大きく、強く、美しい キラキラしたものをたくさん持っている その中でわたしは取り残されてしまう ほとんど…

わたしに掛けられた鍵

2、3才から自我が芽生えるという それからはワタシという自我を生きるようになる 多くはワタシから目覚めることなく、生涯を閉じる わたしは自分が何かに乗っ取られているとは思えない まさか、自分の基礎をなすワタシに支配されているとは思えない わたし…

境界の壁

わたしは世間で言われる、人生の半ばに差し掛かった頃 別世界があることを知った わたしは日常の世界、現実世界がすべてだと思っていた 常識の内側にいたわたしには、存在しなかった世界 それは確かに存在する外側の大きな世界 わたしが慣れ親しんだ内側の世…

世界的権威

世界が注目する 前代未聞、前人未到 世紀の大発見、大発明 言葉はとてもうまくできている この言葉には嘘偽りがない 発見、発明 見つけた、明らかにした もともとそれはそこにあった それを見つけた それを明らかにした 発見された、あるもの 発明された、あ…

わたしはいのち

わたしはいのち わたしは終わりを知らない わたしは色々なものを通して生きる わたしは何度も形を変えて生きる 一瞬、一瞬、初めての、一回きりを生きる 形あるものを通して、初めての形を生む わたしは何でもしたい 楽しいこと、悲しいこと、うれしいこと、…

空想

世界は生きている 世界自体が生き物 わたしは生き物の集まり有機体 ヒトの体は数十兆を超える細胞でできているという そして、100兆を超える微生物と生きている 無数の生き物でできているわたし それでも、わたしには「一つ」の感覚しかない わたしにワタシ…

命の重さ

「命は地球よりも重い」は、誰の言葉だろう 命は重い 理屈抜きにそう感じる 「かけがえのない命を大切にしなさい」 子どもたちに命の尊さを教える大人たち 自ら死を選ぶ人の多くが その大人たちというのはどうしてだろう 誰も死にたくて、死なない 止むに止…

力強いこと

「まさか、こうなるとは思いもしなかった」 わたしは予測ができない経験をしている 予測が当たることも知っているけれど 予測が外れることも知っている それでも、わたしは未来を今の延長と考える 未来が今の延長なら、予測は外れない けれど、現実に予測は…

ただ、やればいい

心の声に耳を傾ける わたしはどう在りたいのか 何をやりたいのか 何度も何度も自問自答する 本当にそれが本心なのか 意外と自分のことを知らない だから、念には念を入れる 答えが出たら、後は ただ、やればいい 壁にぶち当たっても やがて、壁は消えている …

良識

日本のある哲学者は 常識を疑う力を良識と呼んだ 良識は哲学と言ってもいいかもしれない 今は哲学の時代という 哲学ほど誤用されて来た言葉は珍しいかもしれない ある著名人の名前を冠して使われることが多い、哲学という言葉 ある著名人の人生哲学、経営哲…

セカンドステージ

今を生きるわたしとこの世界は最先端 わたしと世界はほとんど完成されている わたしは何でも知っている ほとんどやり尽くした 行き着くところまで来た 飛躍的な成長は見込めないだろう わたしは進化の歴史を知っている いかに知っているか 他人に見せびらか…

マイナス意識の集合体

今日もTV、各メディアから流れ込む マイナス意識の集合体 どうなるか分からない 先の見えない時代 このままではいけない 改善しなければならない 中身は変わっても、思考のかたちは同じ 先の見える時代がかつて存在したのだろうか 今までもずっと同じ 不安が…

ワタシを知れば、世界は変わる

わたしが、「わたしの車」と言う時 その車はわたしのものという意味になる わたしが「わたしの命」と言う時 その命はわたしのものという意味になる この場合も問題があるとは思えない そこに秘密がある 命はわたしを離れてどこかにあるのだろうか 命なくして…

超えた者

ほとんどの者は枠の中にいた その枠自体に気づけない者が多かった 枠に気づきながら、大して気にしない者もいた 多くの者はうまくやろうとした 習おうとした 一番になろうとした 優秀であろうとした 馴染もうとした 適当にやろうとした 他のある者たちは抵抗…

願望実現ⅱ  ~極意~

カップに入ったこのコーヒー 飲むには、一体どうすればいいのだろう 投函された新聞受けの新聞 手に入れるには、一体どうすればいいのだろう 奥歯にできた虫歯 治すには、一体どうすればいいのだろう 願望実現の極意はそれと同じではないだろうか 願望実現に…

表層 深層  ~願望実現ⅰ~

心は世界と繋がる 心の深層で信じたものが現実になる わたしは信じた世界を生きている 心の表層で思っていること、求めていること、願っていること 状況、タイミング、相手など わたしのイメージ通りにならない 結果がすぐに出ない 欲しい時に得られない だ…

わたしのつとめ

地球に生まれたわたしのつとめ 今という意識の空間を生きること とても限られたこの空間がわたしの唯一の居場所 それでも、そこにはわたしの体しかない わたしの意識はまだ空想世界でもがいている 過去、未来という空想世界 地球に生まれたわたしのつとめ 今…

世襲

わたしは知っている 人は一人一人が違う 生まれたばかりの赤ちゃんでも、すでに個性を持っている 向き不向きがあり、役割の違いがある それでも、わたしはその事実をあまり見ようとしない 大人になるにつれて、事実はもっと見えなくなる ほとんど、忘れ去ら…

欲しかったものは近くに

わたしには事実が見えない 事実に隠れた奇跡が見えない わたしには黒い天井に貼りついた白い光 名前の付いた星座くらいにしか見えない プラネタリウムと大して変わらない あれは何百年、何千年、何万年、何億年前に輝いた星の光 あの星はもう死んだかもしれ…

重力

早く、自立しなさい 自立しなければ やっと、自立できた わたしの力だ わたしが、わたしが、わたしが 車を運転している時 友達と遊んでいる時 誰かの力だとは思わなかった 無防備で眠っている時も 赤ちゃんでもあるまいし 誰かに抱かれているとは思わなかっ…

小さなサイン

わたしはよく焦ってしまう 気持ちがここになく、先にある ここにある体も気持ちにつられてしまう その時、わたしは必ず小さなミスをする ミスとも呼べない、小さなミス 粗相と呼ばれること 何かをこぼしたり、どこかにつまずいたり かつてのわたしなら、さら…

お金

わたしはこの世界にやって来た目的を忘れている 生まれる前の記憶がないのだから、仕方がない それにしても、お金、お金、お金 お金集めが目的になってしまった 物々交換の延長だったお金 欲しいものを得るための手段が わたしの恐れや不安と結びついて、目…

常識

素晴らしい仕事をする人たちや 偉業を成し遂げた人たちに共通の言葉がある 「常識にとらわれずに」 偉人たちは出し惜しみをせずにコツを教えてくれている それでもわたしはその言葉に耳を貸さない 全くひっかからない わたしは一生懸命に教科書から学ぼうと…

ひとつ

この世界はひとつからできている そのひとつは多くの名前を持っている ある人は神と言い ある人は仏と言い ある人は生命と言い ある人はエネルギーと言い ある人は意識と言う 形を持ったわたしは忘れてしまった ワタシという自我を持ったわたしは気づけない …

血筋、血統 血の話を聞く度に不思議に思う そこから作為的なものを感じる 「わたしたちは優位なのだ」 「わたしたちは他と違うのだ」と なぜ、都合よく切り取るのだろう 小さな、小さな断片 全体に比べれば、見えないくらいわずかなもの 切り取れないはずの…

赤の惑星 青の惑星

地球の風に吹かれて、火星を想う 空、砂漠、岩山、岩石 雲があり、風が吹く 昔は大きな海もあったという 手つかずの大地 この星もかつてはこうだったのだろう わたしが暮らしているこの地域も 火星の大地も、宇宙の大地 生まれた年も似ているらしい 兄弟姉妹…

職人

瞬間的なサイン それは初めにやって来る それに従うとうまく行く 何となく分かってはいる それでも、無視してしまう 後から来る「考え」に従ってしまう 目先の都合で動いてしまう 悪い習慣 スムーズに仕事が進まない 焦り始める 「やっぱり」 「でも、大丈夫…

静寂

頭の中の会話が消える 高く澄んだ空 コスモスが風に揺れている 鳥たちのさえずりが聞こえる 遠くを電車が行く 信号が緑から赤に変わって行く 小さな森たちが見える 蝶々がひらひらと舞っている 子どもたちが走り回っている 頭の中の会話が消える 雲が流れて…

わたしとおそれ

わたしはおそれに騙される おそれの言うことは外れる 的中率は低い おそれが指したその頃が、今になった時 それは明らかになる おそれは信用に値しない詐欺師だ、と いつものわたしなら、もう相手にしない けれど、おそれに対してはそうはならない わたしは…

メッセージ

背後にあるもの 見えない力 形を創り 形を使って、新たな形を創る 形を通して、経験する 前進する力 進化そのもの わたしを生かす力 背後にあるものでも、神でも、天でも 呼び名は何でもいい どれも仮のものだから 天はかつて言葉を持たなかった 事実で、出…

愛そのもの

人はもっとも神に似せて作られたという 神は愛そのもの わたしが愛そのものだろうか わたしは日本の西側で生まれ育った 愛という言葉に馴染みがない 何となく気恥かしい 愛情、とにじませれば、少しはマシになる そんなわたしが愛そのものだろうか わたしに…

テーマ

わたしには生まれ持った人生のテーマがある 常にわたしの中心にあって わたしにしか分からない 振り返れば、子どもの頃から知っていたキーワード わたしの場合は、「べき、ねばならないは無い」というもの 自由ということだろうか テーマはありのままのわた…

ユニーク

わたしは長い間、比較の中でもがいていた 自分の持ち物や出身、所属、自分の在り方が 自分と似た人や世間一般と呼ばれるもの そういうものとの比較で いつも価値のないものになっていた わたしたちは鋳型を通して生まれたように 同じような形をしている だか…

やればやるほど

やればやるほど、下手になってもいいのに やってもやっても、変わらなくてもいいのに どうして、やればやるほど、上手くなるのだろう 歩みが遅くても、必ず少しは前進している 失敗した、頓挫したと思えても、それを新しい経験にしている 迂回した、方向転換…

なりたがる

わたしはなりたがる 1番になりたがる 2番でも、3番でも構わない 順位が付けば、わたしの何かが認められるのだろう 認められないとどうなるのだろう わたしがわたしでなくなるのか わたしは勝ちたがる なぜ、負けたくないのか 負ければ、わたしがわたしで…

まだ、何も起きていない

まだ、起きていないことをあれこれと思う このことは当たり前のことだろうか わたしは長い間、疑わなかった 人として当たり前のことだと むしろ、人間らしいことだと 肯定するような気持ちだった お金の心配をする 体の心配をする 子どもの将来を心配する 国…

背後にあるもの

背後にあるものは前進する力 形のない命 目に見えなくても歴史が証明している わたしに与えられた特殊能力、想像の力がそれを見せてくれる 遥か上空の宇宙空間から見下ろしてみれば、分かる 失敗し、矛盾し、壊しては創り、壊してはまた創る 何もなかった世…

相手のいない会話

いつから始めたのだろう 三歳頃から自我が芽生えると言う ほとんど、年齢と変わらないくらいだろうか もう何十年も続けてきた 知らない間に始まっている 相手のことをほとんど知らないわたしが ひとつの不出来をわざわざ取り出して来る 批判し、否定し、見下…

ひとり旅

わたしはどれくらい歩いて来たのだろうか 自分の足でここまで来たのだろうか もちろん、人様の手助けなしにはあり得なかった 喉が渇いたと聞けば、水を飲み 暑くなって来たと聞けば、服を脱ぎ 少し疲れたと聞けば、足を止め 眠たいと聞けば、横になり 風邪を…

太陽と呼ばれたもの

寒い朝は光を選んで歩いた 頬や背中に当たる感触 あぁ、暖かい ありがたい 自然に感謝の気持ちが湧いていた ここ最近は曇りと雨が続いていた 久しぶりの快晴 今日はなんとなく気持ちも晴れている わたしの動物的なところが歓んでいる 曇りでも、雨でも、嵐で…

安定

変わらないと思う物でさえ 目に見えない速さで静かに朽ちている 諸行無常 すべては移り行く それは事実 それでも、わたしは許せない 他人の心変わり 決意の揺らぎ 人生の方向転換 諸行無常 すべては移り行く それは事実 それでも、わたしは求めていた 留まる…

ふたしか

科学的根拠、合理性、論理性 どうして、それが決定的な後ろ盾になるのだろうか どうして、当たり前に信じられるのだろうか わたしは不確かでいい 分からなくても構わない レシピを知らなくても、すでにここにいる 数%の脳細胞で何を捕えられるのだろうか 終…

あなたへ

薄暗い部屋 抜け出せない 辞められない あいつが悪い 環境が悪い 自分が悪い 自業自得 やり場のない怒り 自分には何もできない もう手遅れ 自分だけが置いて行かれる どうして、こんなに間違えたのだろう もう終わりに思える 堂々巡り 出口が見えない 誰かが…