事実の力 実在する力 

心の苦しみから抜け出してわたしを生きる    Taro

はじめに

今が進化の時 気づいているでしょうか?今、人類の意識が大きく進化している時かもしれません。今、世界の各地で自我の幻想から目覚める人たちが増えています。自我からの目覚めはもはや特定の人たちのものではありません。自分が進化の中にあると思えるでし…

1章 心の苦しみから抜け出す1

1心の苦しみ 負の感情 心の苦しみにはどんなものがあるでしょう?怒り、悲しみ、不安や恐れ、後悔があります。焦りややる気が出ない気の重さ、怠惰もその一つかもしれません。わたしを苦しめる、わたしのためにはならないという意味では、それらを負の感情…

1章 心の苦しみから抜け出す2

2わたしを苦しめるワタシ 自我 「自我が強い。自我が弱い。自我が薄い」。こういう言葉を聞いたことがあるかもしれません。それらの言葉は何を意味するのでしょう?「わたし」という自己意識が強い、弱い、薄いということではありません。自己意識は強くな…

1章 心の苦しみから抜け出す3

3存在としてのわたし わたしの存在はわたしの手には負えない 存在としての単なる自己意識を持ったあなたとは何でしょう?わたしはわたしの心や体、意識の仕組みを理解していません。わたしは今どうやって生きているのか、今までどうやって生きて来たのか、…

1章 心の苦しみから抜け出す4

4自分でしていると思っているワタシ 思いを越えているわたし 思い通りのワタシ わたしはなぜ生きているのか、生命力とは何か、それを理解しようとしても到底できるものではありません。存在としてのわたしはわたしの知識や常識、わたしの理解、わたしの思考…

1章 心の苦しみから抜け出す5  

5事実を見せないワタシ 実在するものを見せないワタシ 事実が見えない 実在するものが見えない 自我には単なる自己意識を越えた特有の性質があります。特有の性質には主に4つあります。1つ目は自我の基本的な性質である、わたしを苦しめるということです…

1章 心の苦しみから抜け出す6

6正当性の中に紛れるワタシ 負の感情にももっともなものがある 悲しみには大切なものや人を失ったことによる喪失感から来るものもあります。特に愛する人との生き別れや死別は辛いものです。その悲しみを時間が解決してくれるのかもしれません。他の何かが…

1章 心の苦しみから抜け出す7

7心の苦しみを減らすために 事実か、実在することかを見極める 心の苦しみを減らすにはどうすればいいのでしょう?それはあなたが苦しんでいる時に、あなたが見ていることは事実なのかどうか、実在することなのかどうか、それを冷静に見極める必要がありま…

1章 心の苦しみから抜け出す8

8心の苦しみから抜け出してわたしを生きる 事実に沿って生きる 実在する世界に生きる 実際に起きたことや実際に存在すること、事実を重視して実在する世界に生きるようになると思い込みや空想、「もしこうだったら」という仮定、頭の中の世界、観念の世界に…

2章 自由な心を取り戻す1

1切り離せないものからわたしを切り離すワタシ 意識の上で繋がりを断ってしまう 自我には「わたし」という単なる自己意識を越えた、特有の性質があります。特有の性質には主に4つあります。1つ目は自我の基本的な性質である、わたしを苦しめるということで…

2章 自由な心を取り戻す2

2価値と意味 価値や意味を持たない世界 自然界に予め与えられた価値や意味は存在するのでしょうか?自然界を見渡しても「善や悪」「良い、悪い」は存在しません。食う、食われるという関係性も生も死も、善でもなければ悪でもありません。良い訳でも悪い訳…

2章 自由な心を取り戻す3

3個人の問題としてのワタシ 形を変える自我 自我のなすがままにしない 自我には主に4つの性質があります。1つ目は自我の基本的な性質である、わたしを苦しめるということです。この性質を持った自我は否定的傾向、消極的傾向、悲観的傾向そのものと言えま…

2章 自由な心を取り戻す4

4全体の問題としてのワタシ 負の感情は連鎖する 単なる自己意識を越えた、特有の性質を持った自我は個人を越えて影響します。自我からの行動は他者の自我を刺激して同調させます。怒り、悲しみ、不安、恐れ、後悔、負の感情は感情を抱いている当人を越えて…

2章 自由な心を取り戻す5

5事実が発揮される世界へ 万物の根源 古代から万物の根源、世界の起源について議論されて来ました。水、空気、原子、火、土、数、分けられないもの、限りのないもの、諸説あります。「愛であり、光である」と言う人もいるかもしれません。 わたしは創造の力…

3章 唯一無二のわたしを生きる1

1ありのままの心 思考よりも自然傾向 思考よりも実在するもの わたしに必要なことは自分の考えややり方、自分でコントロールしようとする意図、つまりまだ現実には現れていない頭の中の思考に頼るのをやめて、実在している自然傾向に頼ることかもしれません…

3章 唯一無二のわたしを生きる2

2心と現実の関係 タイムラグ ありのままの心で生きることは気休めや甘え、現実逃避ではありません。なぜでしょう?それは心の状態が現実に反映されるからです。心の状態と現実との関係に気づいているでしょうか?心と現実の関係が分かりにくいのは、そこに…

3章 唯一無二のわたしを生きる3

3行動と現実の関係 願望実現 今の心の状態がこれからやって来る現実に反映されます。具体的な現実、例えば思い描いた人や状況を意図してもたらすことはなかなかできません。それでは望みを叶えることはできないのでしょうか?望むものはまず求めなければ得…

3章 唯一無二のわたしを生きる4

4信念 本心 世界はわたしに反応します。そのことを体験として知れば、わたしの意識は外側ではなく、自分に向かいます。わたしは自分の持っている価値観、広い意味での信念の世界を生きています。わたしは信念を通して世界と接しています。信念はわたしと世…

3章 唯一無二のわたしを生きる5

5天職 使命 一番やりたいことではない場合もある 唯一無二のわたしを生きているうちに、言い換えれば穏やかさの中にある気持ちの高まり、悦びを追求して生きているうちに、天職や使命と呼ばれる仕事に出会う人もいるかもしれません。天職や使命と呼ばれる仕…

3章 唯一無二のわたしを生きる6

6繋がりを思い出す 自立しながら繋がり合う個人 「みんなが同じで、同じ空間で同じ物を食べ、同じことをし、同じ悦びを分かち合う」。共有することは大切です。それも大きな悦びのうちの一つです。それでもそれを人生や世の中の中心に据える考え方があると…

3章 唯一無二のわたしを生きる7

7今が進化の時 礎が替わる時 自我を持ったわたしたちは、頼りになるものがすぐそこにあるにもかかわらず、自分の力だけでやろうとして来たのかもしれません。そのわたしを越えたわたしよりも頼りになるもの。わたしたちはそれとの繋がりを意識の上で断って…

おわりに

人事を尽くして天命を待つ 最後にもう一度簡単に振り返りたいと思います。唯一無二のわたしを生きるにはどうすればいいのでしょう?わたしにできることは何でしょう? それは自分の中に、自分を不幸にする自我があることを自覚しておくことです。そして自我…