神様へのお供物

わたしの経験があなたにも当てはまるなら

レール

将来が約束された 出世街道、まっしぐらのはずが エリートコースから外れてしまった 名門大学にまた落ちてしまった 一流企業に採用されなった キャリア組に入るはずが わたしはレールから外れてしまった 人生が終わった わたしはどうしてしまったのだろう 頭…

不器用

わたしは随分、遠回りをして来た 同年代の人たちとはかなり違う 失敗が多く、何も持てなった わたしは要領が悪く、スマートでない 不細工で格好が悪い 馬鹿を見ることが多い 自分に疲れる 自分が嫌になる どうして、こんなに不器用なのか 「人生は思い通り」と…

完璧主義者

わたしはどこから来たのだろう わたしには始まりの記憶がない フェードインするように始まった いつからか目が覚めていた どうやって目が覚めたのだろう 目覚めるのは難しい ただ目が開いても、何も始まらない そこに意識がなければ、世界は始まらない わた…

レッスン1

誰のために焦る 誰の人生? 主人は誰? 人生の軸を他人に置いていないか? 焦りがどんな仕事をした? 焦りが何を解決した? 焦りの功績は? 不安を煽ることしかできない まるで評論家かコメンテーター お前がどんな仕事をした? お前が何を解決した? お前よ…

世界を股にかける

原初のわたしは自由だった 「べき、ねばならない」は後から来たもの 「べき、ねばならない」など、実在するのだろうか わたしは子ども心に知っていた その言葉を発する大人たちから、嫌な力を感じていた 抑え付けられるような、暴力に似た力 疑問と違和感を…

年齢

「いい歳をした大人が」 「年相応の」 「歳の割に」 「いい歳の重ね方をした」 「30代、40代でしておくべきこと」 日常で耳にする、年齢についての言葉 わたしも歳を気にしていた あれは不要な考えだった 若年者の割に成熟している人がいる 魂の年齢からすれば、当たり…

鼻歌

彼女は凄い わたしにキツイことを言われても 程なく、鼻歌を歌っている 昔のわたしは、「よく鼻歌なんか歌えるな」と理解できなかった 呆れるような気持ちだったと思う 今は違う 彼女は明るく見えても、能天気ではない よく周りを気にしている よく気が利く、…

懐の深い世界

幻をベースにした世界 事実をベースにした世界 科学をベースにした世界 非科学をベースにした世界 常識をベースにした世界 非常識をベースにした世界 自然界と社会 形ある世界と形にならない世界 重なるようにすべてが存在する世界 向こう側にだけ存在する神…

Mortal …やがては死ぬ、死を免れない運命 わたしは毎秒、殺している 気づかないうちに殺している 殺した命を頂いて生きている 生きるために奪っている 特定の動物や植物を可愛がりながら、一方で殺している 都合の悪いものは助けない 助けたくない わたしは…

「どうせ、あいつはああいう奴だから」 「どうして、あいつはいつまでも、ああなんだ」 「今度、ああいうことがあれば、こう言ってやろう」 想定していた相手から驚かされる 突然、貰った優しさ 見事な仕事、感心する一面 わたしが初めて知った部分 不意打ちを食ら…

テレビで猫町や猫島を見る 猫が多く棲み付いていて、人間とうまく共存している 猫は私有地であろうが、構わずに侵入する 住民は怒りもせず、猫を大切にしている わたしの街ではどうだろう 所有地に侵入されようものなら、苦情が出る 飼い主の責任が問われる …

天使

車のナンバープレートやデジタル時計 目に入る数字の並びに何かを感じた 同じ数字の並び あるいは、ある数字とある数字の規則的並び 数字の並びがわたしに訴えかける あの体験以前に数字から何かを感じることはなかった わたしの行く先々で、数字の並びが待…

モノ

思案 閃き 熟考 試行錯誤 想像から創造 想いを行動に移し、形にする 見渡せば、わたしはモノに囲まれている 意識して見つめれば、高精度で、いびつなところはなく とても整っていて、無駄がなく、必要な形をしている ただ、使えるだけではない 作り手のこだ…

なりたがる

わたしはなりたがる 1番になりたがる 2番でも、3番でも構わない できるだけ上位に立ちたい そうすれば、わたしは認められる わたしの何が認められるのだろう わたしの努力、頑張り わたしの偉大さ? 認められないとどうなるのだろう わたしの何かが損なわ…

個性

個性とは何だろう 辞書にはこうある 個人や個体の持つ、他とは違った、それ特有の性質、特徴 こういう言葉を耳にする 「個性を大事に」 「これからは個性の時代」 まだ、ピンと来ない 甘く感じる 中心にあるのは、「みなは同じ」 「みなは同じ」を前提にした言葉に聞…

少しずつ

少しずつ現れる わたしがこうやって書いている言葉 塊になって現れることは少ない 先が見通せる経験は記憶にない もう、何も出て来ないだろう ほとんど、書いた そう思っていても 現れる 少し現れる キーワードや短いワンセンテンス 浮かんだものをメモする …

流れ者

わたしは旅人 生涯、旅をしている 毎日どころか、毎秒、初めての場所を訪れる わたしに二度目はない だから、わたしには家がない 帰る場所がない 戻ることを知らない わたしは地球に乗って、銀河を旅している 馴染みの深い太陽や月、太陽系の星たちと一緒に …

仮想世界

必要は発明の母 利便性、効率化を求めて、道具を生み出す ルールもその一つ 何もないところにルールを置く 自分で作り出したルール ルールに沿って動き始める 初めはルールに慣れるのも難しかっただろう ルールの外側がリアルな世界で ルールの内側が仮想世…

腑に落ちる

わたしが変わり始めたきっかけ それは自分の思い込みに気づいた時だった わたしは所謂、ブラック業界にいる 業界に蔓延する暗さ 同業者の暗いエピソード わたしも長く同じ状況にあった わたしは当然、これからも暗い道を歩む 希望はないと思っていた 思い返…

もどかしい

この世界の仕組み わたしの仕組み 幸せになるには わたしが最も気になるトピック 驚くのはその攻略本、虎の巻 ガイドブックと呼べるものが、その辺にあるということ 書店に並んでいる インターネット上にもある こんな時代が来るとは思いもしなかった この世…

焦り

人前に立たされた時 少し難しいことをする時 気持ちが逸る 脈が早くなる 手先がおぼつかない 深呼吸をする 一瞬の間を空ける 乱れた波が整って行く しばらくすると、まずまずやれる うまくやれている 焦りがことを難しくしていた そのままでいればよかったの…

スタンダードが手に入らない

わたしが欲しいのはスタンダード 特別なものは要らない スタンダードを手に入れるだけでいい けれど、なかなか手に入らない 人によって言うこと、することが違う 微妙に違うこともあれば、全く違うこともある 一体どこへ行けば、見つかるのか わたしはスタン…

ひとり遊び

あなたはわたしをどう見ているの? わたしがあなたを見ているように、見ているの? わたしの意識とあなたの意識は同じ? みんな、同じ意識を共有しているの? わたしが見ているあなたは、わたしの意識が造ったあなた? あなたが見ているわたしは、あなたの意…

欠落

わたしの意識と地球は歴史的進化を遂げていた 世間で言う、人生の半ばに差しかかった頃 わたしはこの世界に、もう一つの世界があることを知った しかも、この形ある現実世界よりも大きな世界 その世界には、形ある世界の住人と対をなす住人がいた その世界に…

エイリアン

地球外生命体が登場するスペクタクル映画 必ずと言っていいくらい 地球外生命体は地球を侵略しようとする わたしにとって分からないものは、恐怖でしかないのだろう わたしは目が悪い だから、見えないものは存在しない、とは言えない わたしは鈍い だから、…

降りてくる

わたしは理由のある仕事を心掛ける 経験や勘をできるだけ排除する 数値化し、正確さを狙う セオリーに基づいて組み立てる 仕事が九分九厘、完成した頃 最終判断を直感に任せる 最後の一厘はそれまでの九分九厘と同じか、それよりも重い わたしは経験を通して…

ルーツ

わたしのルーツは常識で止まる 掘り下げは常識の壁で止まる それ以上は怠惰が勝るから、なのか 常識が勝るから、なのか やっても意味がないから、なのか 理由は分からない とにかく止まる わたしには想像力という特殊能力がある 肉眼で捕えられないものが見…

当てになる

わたしの深刻さは当てにならない 深刻でも、深刻でなくても、わたしはあり続けたから わたしの恐れは当てにならない 恐れたことが起きても、起きなくても、わたしはあり続けたから わたしの予測は当てにならない 予測が当たっても、外れても、わたしはあり続…

豊かさ

物やサービスの価値とお金の価値は等しくない 丹精を込めて、額に汗して育てられたあの作物が あの値段と等しいわけがない 命懸けで荒海に繰り出し、熟練の技で獲られたあの魚が あの値段と等しいわけがない 物やサービスの価値とお金の価値は等しくない わ…

最深部

心の底 一番深いところ 本心からの要求は生きていた 社会に馴染もうとし始めた頃 わたしは本心を気にしなくなった それでも、本心からの要求は生きていた わたしが労働に明け暮れている頃 わたしは完全に本心を忘れた それでも、わたしの自覚を完全に越えて…